<「キン・フー武侠電影作法」(草思社)
著者ふたりによる キン・フーへのインタビュー記事が面白い本です。香港・台湾・中国の古装片(時代劇)に嵌っていた頃買いました。今も、大切な思い出の本。
偉大なキン・フー監督については、記事を改めて書くことにして、今回は、私が大好きだった徐楓について、すこしご紹介いたします。
ひと昔前の台湾映画の、看板女優・徐楓(シー・フン)は、キン・フー監督に見出され育てられました。 聊斎志異を原作にしている、キン・フー監督の「侠女」「山中伝奇」の主役を張った徐楓の写真が、この本でたくさん見られます。(チャイニーズ・ゴースト・シリーズも、聊斎志異がモトのようです。)
彼女は、結婚引退して女優をやめましたが、離婚・再婚してから、不動産や投資で有名な湯臣集団(トムソングループ)の主席を務めました。 上海市浦東地区の開発風景の写真を見たかたは多いと思いますが、ここのパイオニアとよばれたのが、このトムソングループなのです。
自分が中学か高校生の頃、「こと姫七変化」という連続TVドラマがあり夢中で見ていましたから、もともと武術には憧れがあったのですね。 なんといっても、徐楓の演じる女剣士のかっこよさに惚れ惚れ!! その美貌も凛々しく素敵でした☆
しかも!徐楓とは、ずっと昔からの縁もありました!
娘がまだ、中学生のころ、たまたまふたりで気に入ってみていた台湾映画の「カンフー・キッド」シリーズが、彼女の制作と知った時は、本当にびっくりしたものです。レスリー・チャンの「『覇王別姫』、『花の影』等なども彼女の制作です。
彼女は子供のころ実父を亡くし、新しい父にはなじめず、辛い時期を過ごしています。独立したいと思って応募したオーデションが、運命の分かれ道となったのですね、女優として成功し、映画製作者、そして、事業家、と彼女が上り詰めていったのは、まさに、昇竜を感じさせます。(もちろん、強運にも助けられて)成功者としての彼女には賛辞を贈りますが、もっとも、心打たれるのは、やはり、若い頃の銀幕での活躍ですね。
彼女の雄姿を、すこしUP致しますが、すべて「キン・フー武侠電影作法」からのものです。多少トリミングしております。
posted by 花蔵花 at 11:58| 奈良

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